二年ぶりになります。
和歌山県橋本市、学文路のヒロ画廊さんで個展をいたします。
毎回オーナーさんが良い写真を撮ってくださいますが、今回はオーナーの息子さんがすてきな写真を撮ってくださいました。
バックのボケ具合が良い雰囲気を出しています。
吹きガラスの写真は逆光で背景がボケているのが、やっぱり綺麗ですね。
二年という間隔は長いようであっと言う間ですが、改めて吹きガラスの作品の二年間を見ると、やはり明らかな変化が見て取れて、面白い会になるのではないかと思っています。
吹きガラスにしろ、焼き物にしろ、作家の個展を見る楽しみは、作品の変化にあるのではないでしょうか?
機械ではなく、手作業で作ると言う事は、当たり前ですが、完全に同じものは、出来ないのです。
作家自身は、定番の同じものを作っているつもりでも、ガラスの厚みや、胴部の膨らみ、など、どうしようもなく、年月の変化が出てしまうものだと、最近やっと気付きました。
日々はまったく変わらず、相変わらずの毎日だとうんざりしていても、実は確実に時は流れているのだと、作品に教えられます。
まるで、久しぶりに会う、友人の子供たちのように。
あるいは、久しぶりに開いた昔の10年日記のように。